9月2日に、558400円という最高値をつけたビットコインだが、そこから中国のICO禁止というニュースが広がってから、一時は45万円を割る直前まで下落した。現在は下げ止まり、再び右肩上がりになりつつある状態である。
株でもそうだが、下げ止まって上がり始めたときになって初めて「押し目」だったということが分かる。
株だったりビットコインなどの仮想通貨の売買を初めてだったりすると、この押し目というのが中々分からない。
「押し目が取れれば一人前」という言葉でもある通り、この「押し目」というのが分かるか否かが、勝負の分かれ目といっても過言ではないのだろう。
このビットコインチャートを見てみると、大きく値を下げている部分が数カ所あるのがわかる。
大きい押し目だと分かるものが、約5箇所ほどあるのがわかる。
・1/4~1/12 117281円~95247円
・3/17~3/23 140451円~113903円
・5/26~5/28 333386円~237890円
・7/11~7/19 290005円~213732円
・9/2~9/5 558400円~451867円
以上の5箇所が大きく値を下げた期間だ。
下げた値段から約2割~3割前後の下げがほとんどで、5/26~5/28、7/11~7/19日の両方はかなりキツイ下落のようにみえる。
大体は押し目が終わったとき、ビットコインの価格は上昇するのだが、5/26~5/28のときは、31万前後まで回復するにとどまり、その後7/11~7/19の下落に突入することになってしまう。
ただ、この7/11~7/19日の押し目を抜けた後、ビットコインは大きく価格を上げることに成功する。
そして押し目の期間だが短くて数日、長くても10日前後で終わるようだ。
価格のほうも20%~30%くらいの値下がりに見える。おそらくそれ以上の可能性は低いのだろう。
この期間を見てみると、2ケ月に一度くらいの割合で押し目がくると予測できる。
次にくる押し目はそうなると11月くらいになるのだろうか?
奇しくもハードフォーク問題が起こるといわれている11月だが、この時に仕掛けてくるのであろうか。