「【匿名通貨 Monero(モネロ)特徴 2018年予測】匿名通貨モネロの知っておくべき特徴と2018年の価格予測
数ある匿名通貨の中でも時価総額が約1600億円で最も時価総額が高いだけではなく、非常に高い知名度をもっているのがモネロだ。
北朝鮮でもマイニングをしていたという噂などあまりいい噂のない仮想通貨だが、仮想通貨としては非常に優れた匿名性と送金スピードを誇っている。
【モネロとは】
2014年に公開された仮想通貨で2016年から昨年の12月までで最高で120倍以上の価格が上昇したことでも話題になった。
昨年モネロが大きく躍進した背景には、韓国の大手取引所への上場やイギリスの仮想通貨専門投資会社にモネロが含まれたこと、そしてダークマーケット市場での使用が挙げられる。
【モネロの特徴】
非常に優れた技術をもっているモネロの代表的な特徴を紹介していく。
・ワンタイムアドレス モネロは閲覧用の秘密鍵と送金用の秘密鍵の2つに分けられている。送金用のアドレスは1度使うと使用不可になってしまうことからワンタイムアドレスと呼ばれている。なお第三者からの閲覧は不可能である。閲覧用の秘密鍵を使用することで取引履歴を公開することができる。
・送金スピードが速い モネロの送金スピードは約2分とされている。加えてブロックサイズに制限がないため、ビットコインなどのスケーラビリティ問題は発生しない。
・ASIC使用不可 ASICというのは、マイニング専用機器のことをいう。ビットコインやライトコインなどのPOWというマイニング方法を採用している仮想通貨は、ASICでないとマイニングをすることは困難だ。しかしモネロはASICを使用不可能にしているため、比較的マイニングへの参入障壁は低いとされている。
【2018年モネロの予測】
ビットコインの価格も大きく下落してしまっていることから、アルトコインも大きく下落してしまっている。ビットコインETFの結果次第といったところだろう。チャートでは10000円前後で一旦落ち着く可能性はあるが、その後のネガティブなニュース次第でもう一段落下げる可能性が高い。出来高もあまり多くないので安易に手を出すのは危険だろう。本格的に上昇するのは年末くらいとみている。
【まとめ】
日本では規制の対象になってしまっている、匿名通貨だが世界的には多くの需要があるとみられている。ダークマーケットなどで今以上に使用されることになれば、モネロの価格は黙ってても上昇していくだろう。