ビットコインの売買ポイントが分かるMACDとは?
天井で買い、底で売ってしまう……投資初心者は誰でもしてしまいます。
ではこのようなことをできる限りしないようにするのはどうすればよいのでしょうか。そういうときに使用すればいいテクニカル指標がオシレーターといわれているものです。
オシレーターにはいくつか種類がありますが、今回はMACD(マックディー)と呼ばれているものを紹介していきます。
目次
1-1, MACDの使い方は非常に簡単。
1-2, MACDが下から上へとクロスしたときとは買いのサイン!
1-3, MACDが上から下へクロスしたときは、売りのサイン!
1-4, MACDの注意点。
2, MACDのまとめ。
冒頭で書いたようにMXCDはオシレーターというテクニカル指標に入ります。
オシレーターというのは、相場の勢いや過熱感やエントリーポイントを教えてくれるものです。
数あるオシレーターの中でも知られているのがMACDで、多くの投資かも使用しています。
RSIなどのオシレーターに比べて反応スピードが遅いですが、非常に信頼性の強いオシレーターとなっています。
1-1,MACDの使い方は非常に簡単。
MACDは短期と中長期の2本の移動平均線をすることで、トレンドの強弱やエントリーポイントの判断が可能になります。
下の画像はビットコインの価格を表したチャートで、赤枠で囲ってあるのがMACDです。
青い線がMACD、赤い線がシグナルと呼ばれています。
MACDを使う際見ることは、2つだけです。
①、MACDが下から上へとクロスしたとき。
②、MACDが上から下へクロスしたとき。
以上の2点を見るだけで大丈夫です。
次はこの①と②の2つのポイントをもう少し掘り下げていきます。
1-2, MACDが下から上へとクロスしたときとは買いのサイン!
MACDが下から上へとクロスしたとき、というのは、ゴールデンクロスといわれているものです。
いわばエントリーポイントです。
下の画像の赤で囲ってあるところが、ゴールデンクロスしているところとなっています。
上のチャートを見てもらえば、MACDはチャートで現れる値動きよりも若干早く反応していることがお分かりだと思います。
チャートを見ての通り、ビットコインの価格は大幅に上昇しています。
このように、MACDがゴールデンクロスしたときは、まさしくエントリーするチャンスといってよいでしょう。
1-3, MACDが上から下へクロスしたときは、売りのサイン!
MACDが上から下へクロスした場合、デッドクロスといわれている、下落サインです。
前項と同じように画像にデッドクロスが出ているところには赤の囲みをいれました。
上昇相場ということもあってあまり大きく下振れはありませんが、MACDがシグナルを下に突き抜け、デッドクロスをしたときはビットコインの価格は下落をしています。
このようにMACDがデッドクロスした場合は、買いをするのではなく、売りをしないといけないということです。
1-4.MACDの注意点。
エントリーポイントを探す場合、非常に有効なオシレーターであるMACDですが注意点があります。
それはMACDでも騙しがあるということです。特に短い時間足で見る場合と、トレンドが均衡している場合非常にだましが多くなっています。
従ってMACDを使うときは、他のテクニカル指標やオシレーターをするようにしないといけません。
MACDだけではなくオシレーターだけを使っていると、思わぬ大けがをしてしまう可能性もかなり高いので注意が必要です。
2, MACDのまとめ。
この記事のまとめは以下の通りです。
・MACDが上に突き抜けたときは買い。下に抜けたときは売り。
・短い時間足でみるときは他のテクニカル指標やオシレーターとも一緒に使う。
・トレンドが均衡している場合は判断が難しくなる。